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【韓国と日本の賃貸の違い】保証金・チョンセ・礼金・更新料を実体験で比較|パジュと東京の2LDK

韓国と日本の賃貸の違い パジュと東京の2LDKで比較
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韓国と日本、どちらでも賃貸の家に住んでみると、家の借り方やお金の払い方に、たくさんの違いがありました。

この記事では、私が実際に住んでいた韓国・パジュの2LDKと東京の2LDKを例に、保証金やチョンセ、礼金・更新料など、韓国と日本の賃貸の違いをまとめます。
これから韓国で家を借りる方、韓国から日本に引っ越す方の参考になればうれしいです。

今回比べる私の2つの家

【韓国】
・場所:パジュ
・間取り:2LDK、築20年ほど(壁などは新しく貼り替え済み)
・保証金1,000万ウォン(約118万円)+月の家賃 約60万ウォン(約7万円)
・家の契約は主人がしてくれました

【日本】
・場所:東京
・間取り:2LDK、築6年ほど
・敷金なし、礼金15万円+月の家賃 約15万円

※ 金額は、私が住んでいたときのものです。日本円は、2026年10月時点のレート(1万ウォン=約118円)で計算した目安です。
※ 制度の情報は2026年10月時点のものなので、契約するときは最新の情報を確認してください。
※ 韓国の家の契約は主人がしてくれたので、仲介手数料など契約の細かい手続きについては、この記事では触れていません。

韓国と日本の賃貸の違い【比較表】

まずは、私が住んでいた2つの家をもとに、違いを表にまとめてみました。

※ 韓国の家はソウル郊外のパジュ・築20年ほど、日本の家は東京・築6年ほどなので、同じ条件での比較ではありません。
家賃の差には、場所や築年数の違いも大きく関わっているので、あくまで「私の場合」の例として見てください。

韓国(パジュ)日本(東京)
間取り・築年数2LDK・築20年ほど(壁などは貼り替え済み)2LDK・築6年ほど
毎月の家賃約60万ウォン(約7万円)約15万円
最初に払ったお金保証金 1,000万ウォン(約118万円・退去時に戻る)礼金 15万円(戻らない)・敷金なし
契約期間2年が基本2年が多い
途中での引っ越し次の入居者が決まらないと、契約終了までの家賃がかかることも基本的に問題なし
更新料なし家賃1ヶ月分ほど
エアコン・家電エアコンは付いている。冷蔵庫・洗濯機付きの家もエアコンはある。照明・家具は自分で用意
困ったときの連絡先大家さんに直接(カカオトークなど)管理会社

韓国の賃貸の特徴

契約は2年が基本

韓国の住宅の賃貸契約は、2年契約が基本です。
韓国の法律(住宅賃貸借保護法)では、2年より短い期間で契約しても、借りる側は2年住むことができると決められています。
さらに、借りる側は1回だけ、契約の更新(さらに2年)を求めることもできます。
出典:韓国 法制処「찾기쉬운 생활법령정보(住宅賃貸借の契約更新)」

ただし、注意したいのが契約期間の途中で引っ越す場合です。
すぐに次の入居者が決まらない場合は、契約が終わるまでの家賃を払わなければいけないこともあります。
途中で引っ越す可能性がある方は、契約のときに確認しておくと安心です。

礼金はなし!最初に払うのは「保証金」

韓国には、日本のような礼金はありません。
最初に払うのは保証金(보증금/ポジュングム)で、退去するときに戻ってくるお金です。
私の家は、保証金1,000万ウォン(約118万円)で、月の家賃が60万ウォン(約7万円)ほどでした。

また、保証金を多めに払うと、月の家賃を下げてもらえることもあります。
手元の資金に余裕がある場合は、相談してみるのもひとつの方法です。

月々の家賃がない「チョンセ(전세)」

韓国ならではの仕組みが、チョンセ(전세)です。
最初に大きな金額の保証金を渡す代わりに、月々の家賃は払わず、退去するときに保証金が返ってくるというシステムです。
日本にはない、韓国ならではの仕組みです。

ただ、保証金の金額がとても大きいので、近年は保証金が返ってこない「チョンセ詐欺」が社会問題になったこともあります。
チョンセで契約する場合は、物件や大家さんのことをしっかり確認するのがおすすめです。

エアコンや家電が付いていることも

韓国の家は、エアコンがすでに付いていることが多く、そのまま使うことができます。
家によっては、冷蔵庫や洗濯機まで付いていることもあり、家電をそろえる負担が少ないのはうれしいポイントです。

大家さんとの距離が近い

小さいヴィラのような建物の場合は、大家さんが上の階に住んでいることもあります。
また、大家さんとカカオトークなどでつながることもあり、家の不具合などがあれば、自分で直接連絡をとることもあります。

日本の賃貸の特徴

戻ってこない「礼金」が負担に

日本の賃貸には、礼金という仕組みがあります。
礼金は大家さんへのお礼の意味で払うお金で、退去しても戻ってきません。
私の東京の家は、敷金はなしでしたが、礼金が15万円かかりました。
韓国の保証金は戻ってくるので、それと比べると負担が大きく感じました。

ちなみに、敷金は退去時の修繕費などにあてられ、残りは返ってくるお金です。
出典:アットホーム「敷金・礼金・更新料についてきちんと知ろう」

契約の更新には「更新料」がかかる

日本の賃貸契約も2年が多いですが、契約を更新するときには、家賃1ヶ月分ほどの更新料がかかります(特に関東に多い仕組みです)。
韓国には更新料がないので、ここも大きな違いだと感じました。

途中で引っ越すのは比較的かんたん

日本では、契約期間の途中で引っ越すことも基本的に問題ありません。
ただし、「1ヶ月前までに解約を伝える」などのルールがあるので、契約書で確認しておきましょう。

困ったときは管理会社へ

日本の賃貸は、基本的に管理会社が入っています。
家の不具合などがあったときは、大家さんではなく管理会社に連絡するのが一般的です。

照明や家具は自分で用意

日本の賃貸は、エアコンは付いていることが多いですが、照明や家具などは基本的に自分で用意します。
韓国の家電付きの家と比べると、引っ越しのときにそろえるものが多くなります。

実際に住んでみて感じたこと

韓国と日本、両方で賃貸に住んでみて、私が感じたことをまとめます。

家計の負担は韓国の方が少なかった

最初に大きな保証金を準備する必要はありますが、家計の負担という面では、韓国の方が負担が少なかったと感じています。
保証金は退去するときに戻ってきますし、礼金や更新料のような、戻ってこないお金がないのは大きいです。

トラブルのときは管理会社がいると気持ちが楽かも

韓国では大家さんと直接やりとりをしていましたが、何かトラブルがあったときは、管理会社を通した方が、気持ち的には楽かもしれないとも思いました。

ワンルームなら家具付きの家も多い

一人暮らし向けのワンルームの場合、韓国は家具が付いている家がかなり多いです。
家具を買いそろえる必要がないので、家具の購入などの初期費用を抑えられるかもしれません。

ただ、ワンルームでも保証金が500万ウォン(約59万円)ほど必要なケースが多いので、結局、まとまったお金は準備しておく必要があります。

まとめ

韓国と日本の賃貸は、似ているようで、お金の払い方や契約のルールが大きく違います。

  • 韓国:礼金・更新料はなし。保証金は戻ってくるが、2年契約の途中で引っ越すときは注意
  • 日本:途中で引っ越しやすいが、礼金や更新料など戻ってこないお金がかかる

これから韓国で家を借りる方、韓国から日本に引っ越す方の参考になればうれしいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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日本で韓国に関わりながら生活しているアラサー
韓国語歴14年。韓国留学や韓国在住の経験があり、2024年夏に家族で日本へ帰国しました。今は韓国語を使う仕事をしながら子育て中です。韓国生活の手続きやお金のこと、赤ちゃん連れの韓国旅行など、実際に経験したことを書いています。
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